5年配食サービス

  12月6日(火)9:30~12:45まで、ふれまちの方、社会福祉協議会の方、公民館の皆さんにお世話になり、5年生が配食サービスに関わらせていただきました。まずは、地域にお住まいの高齢者の方に食べていただくお弁当のおかずを公民館の調理場で作りました。5年生が半分に分かれ、卵焼きとさつまいものてんぷらの準備をしました。地域の方にお世話になりながら卵焼き・さつまいものてんぷらの作り方を習いました。家で予習してきていた子どももいましたが、話を聞きながら、少しずつ進めました。途中からは、慣れてきて卵の返しが上手になったり、さつまいもも油へゆっくり入れたりできました。それぞれ、卵焼きとさつまいものてんぷらのグループを交代して、全員が両方を体験しました。

【卵焼きづくり】





【さつまいもの天ぷらづくり】





 次に、作った卵焼きとさつまいものてんぷらを会議室へ持っていき、お弁当に詰めていきました。地域の方があらかじめ作っておられた酢の物やおひたしも分担して詰めました。ご飯も上手に入れて、ふりかけと梅干もセットしました。そして、自分たちが作っていたメッセージ入りのラベルを巻いて、お弁当が完成しました。お年寄りの中には、毎年この事業を楽しみにしておられる方もいらっしゃるそうで、その方はこのラベルを大事にずっと保管しておられるそうです。本当にありがたいことです。






 その後、出来上がったお弁当を地域ごとに分けて、温かい間にお年寄りの家へ届けに行きました。ふれまちの方が用意しておられたお豆腐とおからも一緒に渡しました。お留守のお宅もありましたが、玄関先で待って笑顔で迎えてくださった方もおられました。喜んでいただけて、子どもたちも嬉しそうでした。




 最後に、一緒に作ったふれまちの方、社会福祉協議会の方、そして公民館の皆さんといっしょに自分たちで作ったお弁当を食べました。一生懸命作った分、おいしさが増していたようでした。食べ終わった後、子どもたちからは、「一緒に作って、地域の方とふれあえてよかったです。」、「受け取ったお年寄りの方が、喜んでくださって嬉しかったです。」などといった感想が聞かれました。今回の貴重な体験を、お年寄りや地域の方を大事にする心、瑞穂を大切に思う気持ちにつなげていくと同時に、地域やお年寄りに自分たちで何かできることはないかといった行動化ができればと思います。2月に第2回目が予定されていますので、引き続きつながりを深めていきたいと思います。





 お手伝いいただいた石田さんが麒麟獅子のマリオネットも披露してくださいました。