貝がらタイム

 本年度から、気高中学校区で共通して取組んでいることの一つとして、「貝がらタイム」があります。これはテーマに沿って、小グループなどでスピーチを行い、活動を通して自他理解や自尊感情を高め、良好な人間関係と質の高い学級集団を育成することが目的です。もう一つの目的は、話の仕方・聞き方のマナーやルールを学ぶこと、学習規律の向上です。主に毎月最終週の基礎の時間を使って行っています。

 活動のポイントは、「お願いします、ありがとうございました」、「うなずきながら聞く」、「指示をしっかり聞く」、基本的に「~です、~ます」を使うです。このルールをみんなが守って進めていきます。

【6年生の様子です】3人ずつのグループに分かれ、思いや考えを伝え合っています。今日は「アドジャントーク」です。「アドジャントーク」とは、プリントに10の質問があります。「あどじゃん」のかけ声で、一斉にグループの全員が0~5までの指を出し、グループの人数合計の1の位の数字の質問について、全員が答えていきます。例えば、合計が11だとすると、1「おもちは何個食べましたか?」の質問について理由もつけて、答えていきます。(詳しくは、ご家庭でお子様に聞いてみてください。)和やかな雰囲気です。




【4年生のプリントです】活動が終わると、今日の貝がらタイムの振り返りを個人でします。



【3年生の振り返りです】その次に、集まって、振り返りを伝え合っています。



 あいさつをして、終わりです。このほかにも、「二者択一」などの方法もあります。次の貝がらタイムは、どんなテーマで行うのでしょうか。月に1回ですが、子どもたちは概ね楽しんで行っています。「発信する力」(コミュニケーション力)をつけていく手段として取り組んでいます。