第2回5年配食サービス

 2月24日(金)2校時より、瑞穂地区ふれあいまちづくり事業推進協議会(以下ふれまち)の方々にお世話になり、予定通り標記の活動が行われました。あいさつを済ませた後、公民館の炊事場で早速2つのグループに分かれて、卵焼きを焼いていきました。1回目の配食サービスで経験していたものの、ふれまちの方のアドバイスを聞きながら、慎重に作っていきました。また、卵焼きを作り終わった子どもたちは、ポテトサラダをアルミ箔の仕切りに詰めていきました。早朝からのふれまちの方の調理によって、手際よく準備が進んでいきました。

【お弁当のおかず作り】

 ~卵焼き~





 ~ポテトサラダ~



 調理が終わると、研修室に移って、弁当の折に料理を詰めていきました。2人1組になって、サバの塩焼き、唐揚げ、酢の物などをみんなで入れていきました。ご飯も入れて、全部詰め終わると、ふたをして、準備していたラベルでお弁当をくるみ、地域ごとに数を確かめていきました。

【おかずを折へ】




【完成】



【ラベルつつみ】





【発泡スチロールへ】




 地域ごとにお弁当を発泡スチロールに入れ、車に乗せて、配達に行きました。土居、下坂本ではお年寄りの方が待っておられて、笑顔で受け取ってくださいました。車が見えなくなるまで見送ってくださるお年寄りの方もおられました。全ての地域に配り終え、子どもたちにも達成感や成就感の表情がうかがえました。

【配達】





 ふれまちの方々、公民館の職員の皆さんといっしょに、昼食の時間となりました。お弁当と同じおかずにご飯と大根の味噌汁をいただきました。たくさんのおかずがあり、子どもたちも満足そうでした。中には、おかわりをする子どももいました。一番人気は卵焼き、唐揚げとミニトマトでした。隣におられる大人の方と会話しながら、楽しくいただきました。食事に区切りがつく頃、今回の配食サービスの感想を伝え合いました。「地域のお年寄りの方が喜んでくださってよかったです。」、「協力しておいしいお弁当ができました。」、「お年寄りが喜んでくださって嬉しかったです。」などといった感想が聞かれました。

【いっしょにお昼ご飯】




【感想発表】




 5校時は、ふれまち会長の田村さんに来ていただき、ふれまちの活動(配食サービスの歴史、福祉やボランティア活動)について、お話を聞きました。長年携わってきておられるお話をお聞きし、よりこの事業について、理解が深まりました。最後に、来年の瑞穂小学校150周年にちなみ、田村さんが知っておられる学校の歴史を教えていただきました。昔学校があった場所や宿直のことなど、新たにわかったことが多く、興味深かったです。

【5校時:ふれまちの活動について学ぶ】



 ふれまちさんを通じて、地域のお年寄りとの距離が少し縮まったような気がしました。この事業だけではなく、身近なところで「温かい気持ち」の行動化ができると素晴らしいなと思います。ふれまちさん、今日は朝早くからお世話になり、本当にありがとうございました。