鳥の劇場ワークショップ

 10月31日(火)午後、鳥の劇場に全校児童がワークショップに出かけました。この事業は、鳥取市の「劇場空間体験事業」の一環として、行われたものです。鳥の劇場に着くと、たくさんの劇団の方が出迎えてくださいました。早速、劇場の中に入っていくと、3人の劇団員の方が歓迎してくださり、劇場がなぜ暗いか、照明や音声さんの役割などもていねいに教えてくださいました。次に、「がまくんとかえるくん」の上演を観せていただきました。はっきりとしたセリフや表情に、私たちも見入ってしまいました。特に、台本に書かれていないことを表現することの大切さについて、劇を交えながら教えていただきました。劇の途中で、ストップがかかりました。ここでは、これからの場面のつながりを考えて、止めた場面に入れる音楽はどれが適当か、考えさせるためでした。3つの音楽一つ一つがよくわかるように、3つの曲を実際に入れた劇を観ながら、考えることができました。様々な体験が、これから学習発表会をする子どもたちや先生方にとって、とても参考になりました。

《体験の様子》

【だるまさんが転んだ】最初は恥ずかしかった子どもたちも、徐々にリラックスしてきました。




【1・2年】カエルになりきって、演技しました。




【3・4年】ペアを作って、いろいろなものになりきりました。鉛筆とコンパス…。




【5・6年】これは…、コンビニの一風景だそうです。立ち読み、支払いなど、一人一人が思い思いに考え、止まっているポーズで表しました。




【番外編】静止画で表しました。これは…、美術館です。先生方もなかなか上手でした。



 鳥の劇場の方も慣れておられて、「したくない。」といった子どもは無理に参加させるのではなく、見ることで参加できるように、一人一人に合った参加方法を考えてくださいました。また、来年度もぜひ続けていきたい取組でした。帰るときには、どの子どもたちも、口々に「楽しかった」と言っていました。短い時間でしたが、鳥の劇場の皆さん、どうもありがとうございました。また、本日付の日本海新聞にも記事が出ておりましたので、見てください。