理科「出張おもしろ実験室」+お知らせ

 昨日、鳥取大学森川先生に来ていただき、3年生以上が学校では体験できない理科の実験をしました。この取組は、科学に興味をもってもらい、理科好きの子どもたちを育てるために始めたもので、昨年度も行いました。どの学年の実験も教科書で学習する内容の発展的なもので、興味をもって取組めたようです。各学年の学習の様子をご紹介します。

【3・4年生】「光の学習」鏡を使って光の進み方や集め方などを教科書では学習します。ここでは、発光ダイオードを用いて、3色でいろいろな色を表現できること、そのことがスマホやテレビに使われていることなどを学びました。また、紫外線を見ることができる装置で、お札やはがきに紫外線が利用されている(本物かどうか見分ける)ことも学びました。繊維によっては、靴や靴下が反応していて、子どもたちは興味津々でした。







【5年生】「硝酸カリウムの再結晶」食塩やミョウバンをつかって、ものの溶けかたの相違点を教科書では学習します。ここでは、硝酸カリウムを使って、再結晶の様子を観察しました。硝酸カリウムを溶かした後、冷えてくると、少しずつ結晶が析出してくるのがわかりました。とてもきれいな結晶を実際に目にすることができ、子どもたちは大喜びでした。






【6年生】「水よう液の性質」リトマス紙を使って、液体には酸性・中性・アルカリ性があることを教科書では学習します。ここでは、PH試験紙を使うと、それぞれの液体をより細かく何性であるかを色から数値に置きかえ、知ることができます。トイレの洗剤、飲み物、洗顔料などをグループごとに調べていきました。最後の共有の場面では、身の回りにはアルカリ性のものが少ないことや中性のものが多いことに気づくことができました。

           

                             




 
 普段できない理科の実験で盛り上がりました。次は、来年度の自由研究でもっと自分なりに掘り下げてみるのもおもしろいかもしれません。森川先生、瑞穂の子どもたちのためにありがとうございました。

【お知らせ】
 昨日の委員会活動の中で運営委員会が石川県羽咋市立瑞穂小学校への支援の仕方を話合い、どう行動するかが決まりました。それぞれ、相手の学校を思い、真剣に考えを出し合った内容に決まったようですので、お伝えします。
 ・学年ごとに励ましのメッセージを写真とともに作成する。
 ・相手の学校が鉛筆などの不用品を以前から集めておられるので、できれば使っていない鉛筆(使っていても長めの鉛筆)を集めて、役立ててもらう。
 と決まりました。3月の初めにはメッセージと鉛筆を相手校に送りたいと思います。これからいよいよ行動化に移しますので、保護者の皆様もご協力をお願いします。