情報モラル教育
一昨日、県デジタルシティズンシップエデュケーターの今度珠美さんに来ていただき、標記の学習を行いました。今度さんは、気高町のみならず、県内外・国内外にも出かけられて、子どもたちや保護者の方に情報モラルについてのお話を広めておられます。2年前も本校に来ていただき、子どもたちの様子もよくご存じの先生です。4年生、5・6年生での学習の様子をご紹介します。
【4年生】「個人情報とその人らしさの情報」個人情報とは何か、個人情報とそうでない情報の違い、ネットで個人情報を教えていけないわけの3点について、話合いを通して、学びを深めました。判断するときには、「立ち止まる・考える・相談する」のポイントも教えていただきました。
【5・6年生】「メディアリテラシー」(インターネットやテレビ、新聞などのメディアを使いこなし、メディアの伝える情報を理解する能力。また、メディアからの情報を見きわめる能力のこと。)の内容で、情報を受け止める責任、情報を発信する責任、事実と個人の考えを分けることについて、学びました。責任のリング(私・共・公)をもとに考える大切さも理解しました。
どの学年の子どもたちも真剣に学び、あっという間の時間でした。子どもたちの下校後、職員でも今度先生と研修の機会をもちました。現在、タブレットを毎日使ったり、これからもっとメディアとのかかわりが深くなる環境に子どもたちはあると思いますが、大切なことは使うことが悪いと考えるのではなく、「メディアバランス(健康的な時間とメディア利用)の考え方で接する」ことだと言っておられたのが印象的でした。子どもたちが一昨日、学んだワークシートを持ち帰っています。保護者の方にも見ていただいて、共通理解をしてご意見を聞かせてくださると幸いです。おいそがしいとは思いますが、よろしくお願いします。





