子どものための異文化理解体験講座
本日、中国から2名の方をお招きして、異文化理解の体験をしました。お一人はダン ペイさん(日本に来られて20年くらい)、もうお一人はハオ チンウェイ(日本に来られて1年未満) さんで、お二人とも日本語を上手に話されました。多目的ホールが中国の国旗、衣装や身の回りのもので飾られました。早速体験スタートです。
【ダン ペイさんのお話】6年生が最初のあいさつを済ませた後、中国の食べ物や言葉について教えていただきました。焼き餃子は日本に来て初めて食べたと言っておられて、みんなびっくりしていました。言葉では日本で使っている漢字でも、中国では全然違う意味であることにも驚いていました。
【ハオ チンウェイお話】ご自分のお子さんの写真を交えながら、中国の学校のことを主に教えていただきました。子どもたちは、昼休憩が2時間あることを羨ましがっていましたが、帰りが17時であることにがっかりするなど、学校生活の違いにも気づいていました。
【中国の方との交流①】中国語で名前の読み方を教えてもらったり、服やお金の展示してある物の説明を聞いたりしました。優しく接していただいて、子どもたちも笑顔で活動することができました。
【中国の方との交流②】体育館に移動して、ジェンツー(中国の羽蹴り遊び)の体験を学年ごとにしました。次第に慣れてきて、何回か向かい合って蹴ることが続くようになったり、遠くに飛ばすことができるようになったりしました。最後に集まって、交流を通して感じたことを伝えました。
午後からのわずかな時間でしたが、中国の方や文化を理解する貴重な時間となりました。お二人の日本に対する親しみも感じることができました。子どもたちのために、本当にありがとうございました。