「稲刈り・サツマイモ掘り・鎌祝い」収穫の喜びを味わいました。【鎌祝い】

 稲刈りとサツマイモ掘りが終わったら、みんなが体育館に集まって「鎌祝い」を行いました。「鎌祝い」とは、稲刈りを終えた後、清めた鎌を床の間や神棚などに飾って、お供え物をし、手伝ってくれた人々を招いてもてなす伝統行事だそうです。

 ふれあい農園の皆さんや地域の皆さんが体育館に入場されると上学年は席に案内し、2・3年生は2年生が栽培したはま茶を手渡しして、喉を潤していただきました。
 今回の鎌祝いは、最初にフレンドグループごとに収穫したサツマイモの重さ比べをしました。どのフレンドクループもたくさんとれていましたが、僅差でイエローチーズグループが1位に輝きました。
 次に学年代表児童ががんばったことや感想を発表しました。
 最後にふれあい農園の下村さんに米作りや鎌祝いについてのお話をしていただき、「コンバインがなかった頃(約50年以上前)の稲刈りは全て鎌で行っており、とても時間がかかった。」、「昔は子どもを含めた家族や親せきが集まって稲刈りをしていたので、稲刈りの時期は学校がお休みになっていた。」など、下村さんのご経験を伺いました。
 鎌祝い終了後も、お客様にお土産のお米を手渡したり、会場の片づけをしたりと下校時刻まで働く児童の姿はとてもステキでした。
 今回もたくさんの方に支えられて、無事に終えることができました。本当にありがとうございました。児童は稲刈りやサツマイモ掘りを通して、収穫の喜びを味わうことができたと思います。ふれあい農園の皆さん、地域の皆さん、今後も大変お世話になります。引き続きよろしくお願いいたします。